アティカス_考察 のバックアップ(No.10)


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概要

ゲーム中でもトップクラスの巨体に高めの体力、近距離戦に特化した攻撃性能。高い耐久と攻撃力を活かして敵と殴りあうタンクよりのインファイターであると思われがちなアティカスだが、そのような運用では彼の力は半分も発揮できない。
アティカスの真の姿は、その巨体に似合わぬスピードで敵を屠るアサシンなのだ。もはや回避不可能といってもいいほどのスピードで敵に迫りスタンさせるパウンスとその巨体で逃げ道をふさぎ自慢の拳で殴り殺すスタイルは奇襲性と決定力に優れ、ターゲットに後悔する暇さえ与えない。
場を破壊する力にも優れており、例えば複数の近接アタッカーに囲まれた味方の元に一瞬で駆けつけ逆に返り討ちにすることもある。
その性質は天災のようなものでアティカスに襲われたプレイヤーは雷にでも打たれたと諦めるしかない。
一方で防御面の脆さが弱点で、その巨体ゆえに被弾が多く奇襲先からの帰還時に帰り道を塞がれてしまうことも少なくない。アティカスを扱うプレイヤーにはどこまで踏み込めるかを見極める力が求められていると言えよう。家に帰るまでが奇襲だということを肝に銘じよう。

基本武器

メイン武器-ベアフィストブローリング

左右の拳で交互に殴る実にシンプルな攻撃でアティカスのメインのダメージソースとなる。
高めの耐久と相まって近接アタッカーとの殴り合いでもそう分は悪くないが、体が目立つため横槍が入りやすい。場所と状況を考えよう。
メルカのようなキャラクターに至近距離で纏わりつかれるとなかなか攻撃を当てられなくて不利になりがち。相手をせずに退こう。

サブ武器-チャージド フック

チャージできる右フック。チャージ0でメイン2発分、最大のチャージ5でメイン4発分のダメージ。スタンさせた相手の下へ移動する際に溜めておくと移動の時間をダメージに変換することになるので効率がいい。
しかしそれ以外では殆ど使い道が無い。時間当たりのダメージ効率はメインの方が高く、加えてLv3へリックスのテナシティを取得した場合はメインで手数を増やしたほうがいいのでメインがあたる距離であえてチャージフックを使う理由は無い。
敵の背後から近づいて殴る場合には有効だが、巨体が目立つため気付かれずに背後に回れる機会が殆ど無い。

パッシブ-ヘドロニック コレクター

溜まったヘドロニックコレクターを消費することでスキルに追加効果を付与する。

ミニオンなどの雑魚敵を倒すと1、強敵とされるスロールやプレイヤーでは5溜まるが、敵が出した設置物や大シャードを破壊することでも溜まる。
(基本ページコメント感謝)

フォースフィールド、アークマイン、サンスポット、スクラップトラップ、エネルギーリフトの破壊でも1溜まる。

ホロツインは5溜まる。

使い勝手についてはそれぞれのスキルの項目で紹介する。

スキル

スキル1-パウンス

アティカスの立ち回りの軸となるスキル
指定した座標に跳躍し、ノックバック効果つきの範囲ダメージを発生させる。
移動は一瞬でミニオンやプレイヤーに阻害されることも無く、高低差があっても移動でき、敵集団をまとめてスタンさせることができるため、移動系のスキルの中でも屈指の高性能。
ケルビンのサブリメイトやISICのプラズマダッシュに似ているが、壁ハメが狙えることとアティカス自身の攻撃能力が高いことからよりキルを狙いやすい。
威力が低くクールダウンが長いことが弱点

Lv3へリックスによってスロー効果、ライフスティール効果、シールド回復効果などを付与でき、Lv8へリックスによって効果範囲の拡大か威力の増加が可能。

ヘドロニックコレクターの効果によりシールドに対するダメージが追加される。あればうれしいが無くても別に・・・といった感じの効果だが、基本的に後述のヘドロニックアークを使用してからパウンスを使用することになるので望む望まざるに関わらずパウンスがコレクターの効果を得る機会は殆ど無い。

用途は様々だが主なものを幾つか紹介する。

1.奇襲
最も基本的なパウンスの使用法となるだろう。
敵に一瞬で詰め寄り、壁に叩きつけ、殴り、殺す。言葉にすればそれだけだがこれこそがアティカスの真髄である。
例えば高台にいるマルキに接近すれば一方的にキルを取れるキャラクターは多いが、大抵は相手も警戒しており接近のそぶりを見せようものならば退かれてしまう。パウンスならばそのような隙も与えずにキルすることが可能だ。

2.追い討ち
逃げる相手に追い討ちをするのも得意だ。この際逃げる相手の少し奥に打つことで逃げようとした相手を再び自陣側に吹き飛ばすのが有効だ。一瞬で着弾地点をコントロールするのは慣れが必要だがアティカス使いには必須のスキルなので頑張って練習しよう。

3.逃走
アティカスは素の機動力は低く、さらに巨体も相まって複数の敵に絡まれると逃げられないことが多い。そのようなときにもパウンスは有効だ。山なりの軌道ゆえ敵に引っかかることも無く、速度も非常に速いためケルビンのサプリメイトやガリレアのアビスフォームのようにガイザーに打ち上げられることも無い(移動が速いので当たり難いのであって非攻撃判定自体はあるので注意)。
ただ、強力な武器であるパウンスをこのような用途に使うのはもったいないので極力敵に囲まれないような立ち回りを心掛けたい。

4.救助
ラースのドレッドウインドように敵を殺しきる近接攻撃能力を持つキャラクターが恐れるのはスタンなどによる行動のキャンセル効果をもつ攻撃だ。一瞬で目的地に到達し、範囲攻撃なので外れにくく、複数人にも効果があり、ターゲットに逃げられるのみならず逆に狩られてしまう可能性を持つパウンスは近接アタッカーが最も恐れる攻撃だろう。
それ以外にもISICのオメガストライクを止めたりケルビンのサプリメイトを解除したり(相打ちスタンにはなるが)と、全キャラクター中でも屈指のストッパー能力を持つ。

スキル2-ヘドロニック アーク

8秒間自身を強化する。この間のアティカスの攻撃を受けた敵は感電し持続ダメージを受ける。
へリックスによってライフスティール効果、感電中の敵からのダメージ軽減、移動速度上昇などの効果が付与される。

単体では非常に地味なスキルだが、その真価はスキルにも効果が乗る点にある。
例えばパウンスを打つ直前につかっておけばへリックスの構成によってはパウンスが
高速移動+範囲攻撃+ノックバック(何かにぶつかればスタン)+持続ダメージ+敵スロー+移動速度上昇+ライフスティール
という壊れスキルに早変わりする。
パウンスと同時に使うとクールダウンも同時に終わることを見るに、もともとこのような使い方を想定して設計されたのだと思われる。
ultのヘドロニックイラプションと合わせるのも効果的だが、それはイラプションの項で説明する。

ヘドロニックコレクターの効果により、敵を感電させた時にその付近の敵も感電するようになるが、大抵はパウンスやイラプションと組み合わせて範囲攻撃を行うため恩恵を受けることは少ない。

アルティメット - ヘドロニックイラプション

ヘドロニックコレクターチャージ時と非チャージ時で性質が大きく異なる。状況に応じて使い分けられるのがアティカスの強みの一つだ。
ヘドロニックコレクターチャージ時
チャージ時にはノックアップ効果が加わり、空中で移動できない敵を長時間拘束できる反面、10発の衝撃波の内5発しかヒットしない(例外として天井の低い場所では全てヒットする)。そのため火力よりもアシスト力を重視した性能となるが、上下に激しく動く敵を攻撃するのはキャラクターによっては少し難しいかもしれない。パウンス同様高いストッパー性能を持ち、複数キャラクターを長時間足止めできる非常に優秀なアルティメットスキル。
アークで火力の底上げが出来るが、コレクターが溜まった状態ではアークでコレクター消費してしまうので、アーク発動→何かを破壊してコレクターを5にする→イラプション発動 という手順が必要になり少し面倒。
Lv10アンストッパブルランページとの相性が良く、ミニオンを巻き込んで効果時間を延長すれば最大で15秒もの間足止めができ、衝撃波も30発中15発がヒットするので自身でのキルもかなり期待できるようになる。
ヘドロニックコレクター非チャージ時
非チャージ時はノックアップしないがその分全弾命中も期待できるようになるのでチャージ時よりもキル向けの性能となる。コレクターも気にしなくていいのでアークの効果も乗せやすい。しかし、敵を拘束できない分自身が被弾しやすく、妨害スキルの効果も受けやすい。
個人的にはリスクとリターンのバランスが微妙なので、Lv10になるまでは上記のチャージ版を使いたい。Lv10のデヴァステーションの覚醒を取得すると状況が変わり、衝撃波、ダメージ床、アークの感電ダメージと3種のダメージで目の前をヘドロの海にすることができるようになる。こうなると体力マックスのプレイヤー2~3体をまとめてキルすることも可能になり被弾しやすいリスクを負っても十分なリターンが期待できるようになる(というかHPがみるみる減るので敵は逃げ回りあまり反撃を受けない)。
おすすめはLv9グリーストライトニングと併用すること。感電の効果時間が短くなることで1度のイラプションで何度も感電させることができ、総ダメージがあがる。

おすすめへリックス

アティカスは優れた奇襲性能を持っているが、その巨体ゆえ、たとえ防御よりのへリックスを選択したとしても敵の射線に晒され続けることは難しい。そのため、「すばやくキルしてすばやく去る」事を意識したへリックスの選択をお勧めする。

  • Lv1
    Lv1はどちらも効果が微小または限定的なので、好みで選ぼう。
    LV1 左 ヘドロニックサイフォニング
    ヘドロニックアークにライフスティールが追加されるが、回復量はLv1では敵一体につきおよそ15と極めて微小。ミニオン集団にまとめてアークをかけても100いくかどうかであり、さらにアークの効果が満了する前にキルすることも考えるとさらに少なくなる。雀の涙とはいえ、効果があることには違いない。
    LV1 右 エナジーバースト
    パウンスの出発地点にダメージを発生させる。性質上奇襲時は効果が無く、敵に絡まれたときの脱出時にのみ効果を発揮する。ダメージ量は少ないがLv2スタガリングパウンスと合わせるとスローを付与できるため、逃走成功の可能性を高めることができる。敵に近接アタッカーが多いときはこちらを選択したい。
  • LV2 左 スタガリングパウンス
    パウンスにスロー効果が付与される。スタンが切れてもスロー、スタンしなくてもスローというのは強力で、特にLv4クイックアークと合わせると逃げる相手に止めを刺す能力が著しく上昇する。
  • LV2 中 インヴィブレーディングパウンス
    後の攻撃系へリックスを妥協することなく十分なライフスティールを得られる
  • LV3 右 テナシティ
    連続して敵を攻撃するとダメージ量が上がっていくへリックス
    傭兵スロール等に試してみると解るが飛躍的に攻撃力を増加させる事が出来る。
    これと攻撃速度アップを併用すれば殲滅速度や敵に対するプレッシャーが段違いである。
  • Lv4 右 クイックアーク
    逃げる相手を仕留めるのはもちろん、自身が逃走する際にも有用。
  • LV5 左 ヘドロニックリジェネレーション
    コレクターの数に依存するが最大で毎秒35回復は破格で、コレクターの存在意義の半分はこの効果のためといっても過言ではない(残りの半分はイラプション)。メルカの毒ダメージをほぼ相殺できる程度といえばイメージしやすいか。多少の被弾ならば気にする必要がなくなるため立ち回りに余裕が生まれる。とはいえタンクを務められる程ではないので過信は禁物
  • LV5 中 チャージ効率
    フルチャージ時の効果が頻繁に現れるため、上記とは排他関係にあるがこちらも有用
  • Lv6
    左 ディスラプターフィールドは効果が微小、右 チェインブレイカーは発動機会が少ないため、好みで
    チェインブレイカーは敵を深追い気味にパウンスで追いかけてキルしても安全に戻れるようになるので一見強そうだが、肝心のパウンスが低威力なのでミリ残りでもキルし損ねることが多い。そうなると万事休すなので結局立ち回りの幅は増えない。たまに発動したら少しうれしい程度。
  • LV7 左 スウィフトストライク
    アティカスの攻撃速度を20パーセント引き上げるへリックス
    攻撃速度が重いアティカスにとって重要なへリックス
    攻撃速度ギアと併用しテナシティのへリックスと組み合わせれば敵を追い詰めやすい
  • Lv8 右 ビッグスプラッシュ
    パウンスはダメージよりも追加効果が魅力のスキルなので、当てやすさ重視のこちらがおすすめ
  • LV9 左 アフターショック
    単純にアークのダメージが1.5倍になるのみならず、Lv4クイックアークの効果時間も延びる。安定をとるならこれ
  • LV9 中 グリーストライトニング
    総ダメージは変わらず感電の効果時間が半分の2秒になる。その分かけ直しが出来ればダメージは伸びるが、出来なければアフターショックに劣り、クイックアークの時間も短くなる。Lv10デヴァステーションの覚醒と組み合わせたい。
  • LV10 右 アンストッパブルランページ
    ミニオンを巻き込むことで比較的簡単に効果時間を延ばせる。最大で15秒もの間複数プレイヤーを拘束するのは非常に強力
  • LV10 左 デヴァステーションの覚醒
    ダメージ床を設置し追加ダメージを与えるが、チャージ時はノックアップするがゆえにダメージは一部しか入らない。逆に非チャージ時はかなりの威力になり、高い殲滅力を発揮する。

おすすめギア

攻撃速度アップ
近接攻撃成功後に追加で攻撃速度が上がる等サブ効果に攻撃速度アップが付くギアもあるので
少なくとも2枠速度アップで固めておけば立ち回りはかなり安定するだろう。
LV3テナシティがあるので同じ上昇率ならば攻撃力アップよりも攻撃速度アップのほうがダメージ効率が上がる

スキルクールダウン短縮
パウンスが溜まらないと始まらないキャラクターなので有用。

自動シャード&建設コスト低下
近接キャラ特有のレベリング、スキルクールダウンを待っている間、大シャードを破壊してヘドロニックコレクターを溜めたい場合など、何かとシャード集める機会が多いので建設コストを下げて有効に活用しよう。

へリックス構成

汎用型

サポート型

 

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 殺し切る能力は減ったけど今までの戦い方で十分いけます。火力は素直に上がってるし、ウルトはノックアップが無くなった代わりにフルチャージでも全段当たるのでレベル10は左ド安定。スロー付与+追加効果でウルトが終わった後、そこに敵はいない。 -- 2016-07-31 (日) 00:43:28
  • 今でも十分いけるんだけど、純粋な面白みは減ったように感じる。パウンスの落ち方を色々工夫してた頃が懐かしい。 -- 2016-08-01 (月) 20:51:20
  • デヴァステーションの覚醒 今ではスロー効果だからこっちの方が効果高いかな? -- 2016-09-19 (月) 06:50:45
  • 10/13のアプデでも変更がないようなので観念して更新しました -- 2016-10-07 (金) 07:09:09
  • 変更点が無いのが地味に近接キャラとしては相対的に強化っていうのが草、ボールダーエルドラゴンラースフィービーに弱体化入れる必要なかっただろ…… -- 2016-10-07 (金) 16:33:34
  • グリーストライトニングはバグでダメージあがってなかったっぽいですね。気付かなかった(汗)でも明日修正されるようなので記述はそのままにしておきます -- 2016-10-13 (木) 10:29:04
  • パウンスをほぼ離脱技としてしか使って無いのなら、Lv2ヘリックスは右のエネルギーバウンスは有能。クイックアーツを発動してパウンスを当てれば敵よりほぼ確実に素早く動けるので、自分としてスローの効果が有難かった事がそんなにないなぁ。(もちろん上手い人は全く感じ方が違うかも知れないですが)個人の体感ではスロー効果で確実に仕留められたと思う事よりも、シールド回復によって余裕を持って離脱出来た、と言う実感の方が遥かに多く感じてます。 -- 2017-04-26 (水) 12:45:25
    • ちなみに自分は野良専なので、パーティーで連携を考えたらスローが安定だと思います。 -- 2017-04-26 (水) 12:52:16
  • 「ちょっと今からアティカス触ってみようかな」と思ってらっしゃる方への助言ですが、最初は侵入以外のルールで練習する方が無難だと思う。侵入だと敵味方1レーンに固まっての押し退きなので、少し姿を現すだけで、弾とCCの集中砲火を浴び、スタン持ちのキャラがいるだけでミニオンを殴るのにも命がけになってしまって、イライラしっぱなしになってしまうかも。多数の敵と1度にあたる事が少ないマップの方がアティカスの優位な状況を多く作れる。1対1なら本当に最強。先ずは溶解や占領アティカスの嵐の様な爆発力を実感して欲しい! -- 2017-06-02 (金) 12:49:23
  • あんまり語られてないけど、専用ギアがかなり優秀。LV2でスローを選んでなくても、ヘドロニックCからのパウンスでスロー付けたり、フルチャージで無くてもultにスロー付けれる。まぁ、効果は低めで時間も短いけど、アティカスが敵を葬るには充分。 -- 2017-07-03 (月) 18:47:19
  • クイック近接、ヘリックス編集 -- 2018-06-15 (金) 13:59:46
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